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震災の後、私は、研究室の学生と東北に行き、被災地の神社を巡りました。そして、祭神、祀られている神様によって被災状況はどう違うかを調べ、論文にまとめました。これは仮説として考えていたことですが、実際調べてみるとするとびっくりする事実が判明しました。スサノオを祭った社は、どこも津波の被害を受けてないんですよ。
池上:不思議ですねえ。なぜですか。
桑子:それは、スサノオを祀るというのがどういうことなのかを考えるとわかります。スサノオは、ヤマタノオロチ伝説で有名ですが、わたしは、これを斐伊川の治水の象徴と考えています。
治水をするということは洪水から人びとをまもることです。洪水になると被災した地域には感染症が発生しますから、洪水の被害だけではないですね。実際、スサノオは治水だけではなく、オロチから救ったクシナダヒメと結婚しますので、国づくりの神様、さらに、災害から発生する感染症をはじめとする病気から人びとを守る神様として信仰されてきました。
つまり、スサノオは人びとを災害や病気から守る神様、「無病息災」の神様です。たとえば、京都に八坂神社がありますね。そこのお祭り、祇園祭は、無病息災を祈るためのものなんです。
池上:なるほど。
桑子:スサノオは、災いを防ぐこともできるし、災いを起こすこともできる。これは日本の神様にみな共通のことで、両面の力を持っているんです。さらにいうと、スサノオは、洪水や水害を起こすこともできるし、防ぐこともできる。
スサノオを祭った社は、だいたい高いところにあるんです。洪水が押し寄せても、津波が来ても、その社の下、ぎりぎりのところで止まるようなところ、そこに逃げれば助かるというロケーションに立地しているんです。
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困ったら「神社」を探せ! 合意につながるカギがある:日経ビジネスオンライン (via hirai)
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津波や洪水が押し寄せてくると、電気や人の操作がなくても浮力や水圧の力で自動的に閉まる可動式の防水扉を、京都大と日立造船が共同で研究開発した。二十日、大阪市住之江区の日立造船本社で動作デモを公開した。
(yukiminagawaから)