A「このスパコンは世界一を目指すものですか」
B「はい」
A「二位では駄目ですか」
B「駄目です」
A「一位が取れなかったらこのスパコンはゴミですか」
B「一位でなければ意味がありません」
A「でもIBMが開発しているスパコンはこれより性能が上なので、一位が取れたとしても一瞬だけ輝いて後はゴミで、遅れたら最初からずっとゴミってことですよね」
B「一瞬でも一位取れればいいです」
A「それで1000億出せと」
B「はい」
プレゼンがあまりに酷すぎて意図的にゼロ査定して貰いたくて言ってるとしか思えん
これで1000億出したら仕分け隊はそれこそ無能の極みだ
どう考えても「二位では駄目ですか」は「二位でもいいですが10PFLOPSの演算速度が研究に必要です」と話を繋げるための振りだろうに、非情を極める他の案件と比べてこれだけ温情の振りがあってなんでこんな不思議な墓穴が掘れるんだよ
今回の仕分けの議論を聞いていて、一番心に残ったのは、仕分けられる側で発言された毛利衛さん@未来館館長の言葉でした。
「館長がアシモを連れて全国行脚に回ったらどうですか?」
「はい、すでにあちこち行っています!!!」
「そんなに熱意を持ってやっていらっしゃるのに、未来館は何故赤字なのですか?」
「それは展示物でも世界最高を目指していて、お金がかかるのです。そもそも、高校大学で赤字を問題にしますか?」
現場にいる方の熱意に溢れていて、仕分け人を切り返していらっしゃいました。
毛利さんのキャラクターということだけでなく、「未来館の来場者はこんな風に増加しています」ということを説明するための大きなパネルを事前に用意されて来てたことも、プレゼンの準備としては大事ですね。
Twitterに流れたつぶやきの中には「<ジャパネットたかた>に学んだらどうでしょう?」というものがありましたが(笑)、確かに1分で重要なことを相手に「伝わる」ようにコミュニケートするのは難しい。
皆がそうならなければならないとは思いませんが、仕分け会議のようなこういう大事な場ではきいてきますね。
■毛利館長は仕分け人を圧倒
新聞記事には「毛利館長も防戦一方」というように書かれていますが、まったくの間違いです。
毛利館長は開口一番、大きな声で財務省の指摘を圧倒し、あっという間に議論を自分のものにし、そのまま何も失わないばかりか、大きな果実まで持って帰りました。完勝です。
最初の論点は、財務省がしてきた「日本科学未来館は、大幅赤字」という指摘です。「国の事業に対して、赤字という概念を持ち込むこと自体が間違っている。国が小学校の経営に税金を投入することを赤字というわけがない!」と一刀両断です。実に気持ちがいい。返す刀で、「これは日本国の未来のためにやっている事業で、科学によって日本が未来を切りひらくことを示し、実現するための事業であって、未来への投資としてこれほど重要なものはない」と主張し、全員をそれだけで納得させました。
最新科学を投入した10億円規模の投資についても、「これをつくったおかげで世界中のVIPが来て、各国に報道された。パブリシティ効果だけで軽く改修している」と主張。さらに、入場者数の伸びのグラフを示して、「この不景気に、これだけの入場者数増と収入増をもたらしたのだから、実績は十分」と努力の大きさをアピール。仕分け人は刃が立たない圧倒的な論理展開でした。
ではなぜ、減額になったのか。実は実質的に減額にはなっていないのです。未来館の運営には、もうひとつ別の法人が下請けに入っているのですが、これがコスト増になっている上に、下請け法人の人事権が毛利館長にはなく、最適配置ができない。別法人があれば、その法人の役員報酬や管理コストが発生して、二重コストに成り、これがムダの温床になる。そこで、この二重構造を廃止、官庁直下に一括すれば、コストは削減でき、毛利館長はコントロール権を手に入れることができる。
実は、この二重構造の問題は3年前から毛利館長が文科省に訴えていたのに、変更できなかったのです。もともとは自民党政権が「民間に仕事を任せる」という方針をだし、その一環でまる投げされていた管理運営でした。結局、これがムダの温床になっていたことが明らかになり、今回、ここの是正を指摘して、減額、というのが仕分けの結論です。
仕分け人からは、「毛利館長にもっとたくさんの予算を預け、どんどん仕事をしてもらうべきだ」という意見も出るほどで、新聞報道とはだいぶニュアンスが違うのです。
実際、毛利館長の説明に対して、蓮舫議員からは「今回の仕分け作業ではじめて、本来聞きたい説明が聞けた」と絶賛していました。仕分け人は、その分野については必ずしも専門ではないので、きちんとした論理展開で説明されれば、突っ込みにくいのです。
ですが実は、日本の技術者や研究者の社会的立場がいつまでたっても弱く、「搾取」され続ける理由は明白なんです。
支持団体がないから
これですよ。
もちろん瑣末な理由はいくらでも出して来れますが、社会的に観るならば間違いなくコレです。
“
| — |
日本の理系が敗北するたった一つのシンプルな理由 - 赤の女王とお茶を (via ittm) (via ishibashi) (via yosha) (via uncate) (via yuco
)
そして何故支持団体が無いのかと考えてみるに、日本の理系な人々に、そういう支持団体を作って数や金を武器に支持を稼ぐというやり方を潔しとしないメンタリティがある、っつう気がしてる。自分達は正論を言っているのであって、社会では正論が大手を振って通用すべきである、的なメンタリティ。私自身の心理を分析してみても、そういうのがやっぱりある。 今は事業仕分けが話題になってるけど、このリンク元の記事が書かれたのは2年半前だし、ああいう風な基礎研究切捨てがいつ起きてもおかしくないってのはずっと前からわかってたことだと思う。今回は民主党が人民裁判ショーでやってくれたけど、民主党がやらなくてもいずれ他の誰かがもっと巧妙な方法でやってただろう。それがわかってたのに、その現状を何とかしようと動いた人はごく僅かで、大半の人は「自分の研究に邁進する」ことを優先して、それ以上のことをやってこなかった。私もそうだし。だから、なるべくしてなったのが現状、だと思うんだが。
(via raurublock) (via yuco) (via tsuda) (via nemoi) (via oharico) (via kwskwa)
|
まあ,面白い議論だと思います。博士号を持っておられる鳩山さんが,研究という営みを擁護するより攻撃しようとしているように見えるのは,研究の世界に身を置いて色々と不愉快な思いをされたとかがあるのかもしれません。あるいは非合理的な印象を持たれたとかね。まあ,否定できない部分もあります。
研究をやっていると,「現場に還元」という言葉よりも,(指導教授の関心的に)「面白い」とか,「学知の発展」とかで評価されることが多い。じゃあ「学知の発展」って具体的に何?と聞くと,「先行研究の不足を補っている」ということになるわけですが,「先行研究を補ったから何なの?」ぐらいまで聞くと,割と露骨に「何言ってんだこいつ」みたいな顔で見られることになるわけです。
ちなみに,個人的には,対象を細分化し,要素に分け,それぞれについて解明していき,その積み重ねによって全体を理解しようとする「要素還元主義」は,自然科学においては有効でも,人間科学においてはあまり効果的でないと思います。
研究は究極的には「人々の役に立つ」ということを目指すべきだし,基礎科学であっても,その有効性,射程を考察において議論するということは可能で,今,日本という国で研究で食っていきたいと思うなら,そういう感覚を持っていかざるをえないということが今回の議論で明るみに出たということじゃないでしょうか。
475 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2009/11/12(木) 17:51:50 ID:DlJIbh1H
»472
・政治家を忙しくして余計なことをさせない
・政治家が何となく仕事をした気分になる
・財務省の仕事の露払いになる
完璧な計画じゃないか。
233 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2009/11/13(金) 18:21:47 ID:sgF/XGvR
»230
うん。最初から結論ありきで流れ作業。
脚本は財務省主計局なんだろうな。
脱官僚・政治主導なんて茶番で裏で
主計局にんまりという図式が透けて見えた
235 名前:機動戦士Z安崎 ◆PJs55J94x. [sage] 投稿日:2009/11/13(金) 18:25:50 ID:v4szvy7J
»233
元々予算時期は
国交「財務視ね」
農水「財務視ね」
文科「財務視ね」
総務「財務視ね」
財務「金食い虫視ね」
なのが今年は
国交「与党視ね」
農水「与党視ね」
文科「与党視ね」
総務「与党視ね」
財務「与党視ね(こう言っとけば金食い虫から文句来ないしー)」
って状況だからなぁ。
このあと
地方「与党視ね」
が追加されるだろうけどね